フリークーポン(Mc)について思うこと

フリークーポン(Mc)を開発しようと考えたのは有料版が出ていたので、有料はどうかなと思い、無料版を作ろうと思ったのがきっかけです。
開発する前には、マクドナルド様のホームページの利用規約も読みました。
クーポンをダウンロードすることが利用規約に反するのかも考えました。
また、ダウンロードしたクーポンをアプリ上で表示することが著作権法でいう複製の作成および複製の配布にあたるのかも悩みました。
しかし、現実に有料版がでている事実と無料版であるため、以下の判断にて、開発をすることにしました。
(1)マクドナルド様にApple App Storeでの配信前にお断りをすること。
(2)問題があればご連絡を戴き、その対応を検討すること。
(3)利用規約については、Webブラウザと同じことをしているだけなので、大丈夫なのではと解釈しました。
 (ユーザがダウンロードの指示をしない限り、クーポンのダウンロードは行われない)
(4)著作権の問題についても、WebブラウザやOSの画像ビューアと同じことをしているだけなので、大丈夫なのではと解釈しました。
 (ユーザがダウンロードしたクーポンをそのまま見せるだけで、加工や再編集は行っていない)
つまり、技術的にはフリークーポン(Mc)はマクドナルド様のクーポン専用のWebブラウザと見ることができると解釈しました。
勝手な解釈ではありますが、マクドナルド様に連絡もしているし、著作権の侵害はしていないとの解釈で、配布を始めました。
まず、最初に出した版はとりあえず、できがよくなく、レビューでぼこぼこにたたかれました。
使い勝手が悪すぎたため、たたかれてもしかたがない面もありましたが、これほどまでとは思っていませんでした。
レビューはぼこぼこではありましたが、反響はすごいものでした。
結局、配信4日目に、アップデートが審査完了になるまでのつもりで、配信を中止しました。
その後、マクドナルド様からご連絡を戴き、アップデートの審査も取り下げていました。
しかし、再度、新フリークーポン(Mc)として、配布をおこなったのは、マクドナルド様のご指摘に誤解があると解釈したのとアプリの内容を審査して戴きたかったこともあります。
マクドナルドさまにその旨を連絡し、問題があれば、ご連絡を戴きたいとお断りした上で、再度の審査請求をAppleに行うことにしました。
アップデートでなく、新フリークーポン(Mc)としたのは、単にApple App Storeのシステムの関係で、一度、配信を中止するとアップデートができなかったためです。
再度、配信を始めた新フリークーポン(Mc)の反響は前回同様で、ものすごいものでした。
配信3日目に無料部門の3位に位置づいていました。
レビューについては、前回のようなことはなかったのですが、著作権上の問題や企業としてのモラルのご指摘を受けました。
マクドナルド様に配信の許可をお願いしているとはいえ、許諾された状態ではないので、配信4日目に再度、配信を停止しました。
新フリークーポン(Mc)について、マクドナルド様からのご連絡はまだありません。
このことについては、こちらは何も言えることはありません。
ただただ、ご許可戴けることを切にお願いするだけです。
最後になりますが、中途半端な状態での配信であったため、お客様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。